今週末に見学会を開催する「藤沢市M邸」の見どころを紹介します。
まずは建て主とのご縁について。2010年に家の新築を検討されていたM様は、神奈川エコハウスと他社を比較されて、最終的に他社での家づくりを選ばれました。「力及ばず」というところでしたが、転職1年目の私にとっては忘れられない案件になりました(笑)
そのため、昨年7月にM様から住み替えの相談をされた時は驚きました。前回から14年経過して家族構成が変わり、場所を変えて一から家を建てる訳ですが、現在の家の気に入っている点も受け継ぎます。


購入した分譲地は南東面で接道する79坪の整形地で、条件的には恵まれています。閑静な住宅地なので交通量は少ないものの、通学路のため歩行者の姿はやや多め。緑豊かな外構の完成が待ち遠しいです。

建ぺい率が40%なので平屋では所要室が収まらず、小ぶりな2階建ての左右に大きな下屋のある雄大な家を計画しました。北東面、北西面から北側斜線がかかりますが、どちらも下屋があって2階が離れているため、北側斜線の影響を受けずに軒もケラバも深く出しています。

この家の最大の特徴は、普段は杉材を使っている梁や垂木にも桧材を使用していること。桧の方が強度は高いので理に適っていますが、コスト高になる点は唯一のデメリットです。重量も杉より重いため、上棟時に大工が苦労していました。

老後は1階だけで生活が完結するように、2階は6帖×2室と収納スペース程度に留め、1階だけで約30坪の大きさにしました。リビングの一画に小上がりの畳スペースと、アップライトピアノを置くピアノコーナーもあって、25帖あるLDKは変化に富んでいます。

玄関の隣には土間続きの玄関収納があり、パントリーを経てキッチンへとアクセスできるサブ動線になっています。

奥様の部屋は約10帖の広さがあり、寝室/書斎/洋裁スペースを兼ね、ウォークインクローゼットも一体になっています。壁面にCD・DVD棚を造り付けたご主人のオーディオルームは現地でのお楽しみ・・・
エアサイクル工法の場合は断熱等級5になることが多いのですが、この建物はトリプルガラスで断熱等級6を満たし、太陽光発電も搭載してグリーン化事業(GX志向型)補助金を取得しています。
桧の構造材がアラワシになっている他、床や天井にも桧板を多用した総檜造りの家をご覧ください。
岸 未希亜
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