ブログ

2023.03.31 / よもやま話

大学受験と卒業式

わが家では、この春に長女が高校を卒業し、4月から大学生になります。つまり岸家のこの1年は、大学受験を控える高校3年生との共同生活だった訳です(笑)

sotugyo231.jpg
皆様のご家庭でもそうだったと思いますが、3年前に新中学生、新高校生、新大学生になった子供たちは可哀そうです。
新型コロナの影響で卒業式や入学式が簡素化され、親は一人だけの参加だったり、保護者不参加だったりしました。高校では入学早々に休校状態となって、自宅学習が約2ヶ月。高校生になったばかりでいきなり自習、では辛いですよね。
娘は厚木高校に進学しましたが、同じ中学から同校に進学した生徒が一人もいない中、「部活も無ければ友達を作る場も無い」というスタートでした。しかし持ち前のコミュニケーション能力ですぐに友人をつくり、部活にも励み、体育祭や文化祭にもエネルギーを注いで、高校生活を満喫していたように思います。
そしてコロナの規制も緩くなった今年3月、卒業式には両親とも出席できました。

sotugyo232.jpg
さて、予備校に通い始めたのは3年生の6月からと遅かったのですが、それ以前や、予備校の授業が無い時は大和市立図書館でよく勉強していました。平日は学校帰りに図書館へ行き、休みの日は図書館の開館前に並ぶため、朝早くから出掛けます。お昼代を渡して駅まで車で送るのが私の仕事でした(笑)
予備校がある時は、授業が終わる21時半頃に予備校近く(藤沢駅)まで迎えに行きます。私がランニングで帰る日は一度帰宅してから駅へ。仕事が忙しくて時間に余裕が無い時は、会社から直接お迎えに行きました。いずれにしても、ほぼ娘中心のタイムスケジュールで動いていましたね。

sotugyo233.jpg
年が明けていよいよ受験本番です。本人の緊張感が高まるのは当然として、親もかなりの緊張状態になりました。それは、願書提出(WEB出願)や資料の郵送、受験料の振り込みなど、ミスの許されないミッションが多いからです。
本人が自分で手続きする家庭と、親が肩代わりしている家庭に分かれると思いますが、わが家では私が担当になり、受験校を決定するための下調べ、娘と話し合って受験校の最終決定、そして前述の出願手続き。仕事も忙しい時期だったので、気の休まる時間がありませんでした。

予備校に通い始めた頃の模試は、志望校の合格ラインよりもずっと低い点数でしたが、次第に成績も上昇していき、可能性が感じられるように・・・。それでも本人は不安の方が多かったみたいで、数多くの大学及び学部を受験することになり、経済的にもなかなかハードでした(笑)
しかし最終的に5校の私立大学と1校の国公立大学に現役合格。わが娘ながらよく頑張りました。毎日休みなく一日何時間も勉強していたので、受験後は心から解放されて遊び回っています。

sotugyo234.jpg
そして娘の卒業と大学合格を祝って、私たち夫婦も食事をして来ました。
「1年間お疲れ様でした」と互いを労う意味も込めて。

岸 未希亜

Category
お知らせ
建築と住まいの話
よもやま話
ロコハウス
書籍・メディア掲載
Archeives