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2020.04.23 / 建築と住まいの話

住宅の庭 4景

先日、お引き渡しから2ヶ月(お引越しから1ヶ月)が経過した保土ヶ谷の家を、書類などを届けるために訪問しました。1度目の完成見学会では外構が未完成、2度目の見学会では構造物が完成していたものの庭が未完成、という状態でしたが、3月に植栽が入って、漸く「住まい」としての完成です。

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この家は、敷地が道路から1メートルほど高いため、土留めが必要でした。通常は高低差の分だけブロックを積むところですが、ブロックの高さを抑えて法面(斜面)に芝を植えています。ブロックを減らすことで工事費も抑えられますし、土が流れないための芝は見た目にも優しく、周囲からの見え方も好印象です。
家の中から庭を見せてもらいましたが、緑が目に優しくて、気持ちがとっても安らぐ感じがしました。

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次は4年余り前にお引き渡しした藤沢の家です。すっかりご無沙汰してしまったのですが、瀬谷区の地鎮祭から帰る途中に位置していたので、2年ぶりに立ち寄りました。敷地の裏が山になっているのと、隣家の庭にも木々があるため、借景が楽しめるお住まいです。ちょうどチューリップが咲いていて、色鮮やかでした。

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コロナウイルスのこともあるので、庭を見ながら縁側に腰掛けて話をしました。ご主人にコーヒーを淹れていただき、お菓子も出していただいて、憩いのひと時です。自分の近況だけでなく、娘が高校生になったこと、伊藤に子供が生まれたこと、大城大工(兄)が葉山と逗子で家を建てていたことなど、家づくりに関わった皆の近況報告をしてきました(笑)
ご主人は山に行ったり海に行ったりと、とても活動的な方なのですが、旅行に出られない状況なのはもちろん、不要不急の外出は控えてずっと家で過ごされているそうです。

次も藤沢にある「くの字」の平屋の家です。濃い色の外壁を見てもらうため、打ち合わせ後のお客様を連れて会社近くにあるその家を訪れました。外壁の色を見に来た訳ですが、やはり立派な庭に目が奪われます。

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建て主ご家族がちょうど縁側に出ていて、お昼ご飯の支度をしていました。説明が終わってお客様が帰られた後、私も一緒に縁側に腰掛けて雑談に興じました。ご主人がずっと家にいるため、お子様たちは嬉しそうでしたが、アウトドア派のご家族なので、自由に出かけられないのはストレスだと思います。

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話をしていたら私にもお好み焼きが出てきて、ありがたく頂戴しました。結局3つも食べさせてもらい、すっかりお昼ご飯になりました(笑)

最後は、今週末に見学会を行う逗子の家です。敷地の北は公園、西は緑に覆われた斜面ということで、景色を眺める窓を重視しました。南側に玄関やパントリー、浴室やトイレも配置した珍しい間取りで、「南を背に、北の景色を望む家」です。

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リビング・ダイニングはもちろん、2階の寝室と和室からの眺めは最高です。板張りと塗り壁を組み合わせた外観、玄関やキッチンの造り、階段や吹抜けのデザイン等、他にも見どころはいっぱいありますが、この家の最大の売りは、やはり敷地を生かした窓からの眺め、借景です。ぜひご覧ください。

岸 未希亜

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