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2018.12.23 / 建築と住まいの話

雑誌掲載のお知らせ

今月出版された住宅誌「和モダン」に、当社で建築した住宅が掲載されています。

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掲載されたのは、今年の5月に完成見学会を行った横浜市青葉区の住宅です。
設計前に建て主から見せてもらったのは、和風ながら柱や梁が隠れている住宅の写真で、イメージはまさに「和モダン」でした。この雑誌への掲載も自然な流れと言えます(笑)
そんな訳でこの家は、柱を隠して大壁に、梁を隠してシンプルな水平天井にしました。一見するとどこにでもありそうな四角く白い空間ですが、竪組障子があるだけで和の雰囲気を纏います。さらに家具や調度品、壁に掛けられた屏風絵によって、和モダンの空間が完成を見ました。

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茶室があることもこの家の特徴です。茶室は3畳半という変形の小間(こま:4畳半以下の小さな茶室)で、点前畳(てまえだたみ)に炉を切る「向切り(むかいぎり)」は珍しい形式です。茶道をする人にとっては4畳半や8畳の広さ、炉も「4帖半切り」が一般的なのですが、草庵茶室を思わせる小さな空間はとても魅力的です。

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大きめの地窓からは石灯籠のある坪庭が眺められ、床柱に檜錆丸太、床框に杉磨き丸太面皮を選んだ床の間も玄人好みです。ここでの座禅や読経は建て主の毎朝の日課で、絶妙な小ささ、ほの暗さが集中力を高めてくれるとのこと。茶道を嗜まない人でも、こんな籠もり部屋があると良いですよね。

室内以上に和を感じさせるのが外観です。
建て主からの希望が「外観を和風に」だったので、あえて建物外形や屋根形状を複雑にした訳ですが、軒の出や屋根の重なりが日差しや雨を除ける役割を果たし、さらに陰影のある外観をつくります。

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西側にある前面道路は車や人の通りが多く、道路を挟んだ向かい側には団地もあります。したがって、南隣地側は大きな窓で開放的にしていますが、道路面は窓を減らして視線と西日を遮る形にしました。正面から見ると窓が少なく、和の中にモダンな印象を受けると思います。

この住宅は、<視線をかわす大人の和モダン>としてホームページの「事例紹介>完成物件」に加わります。ぜひご覧ください。

岸 未希亜

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