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2018.04.23 / ロコハウス

アースファクトリー企画「LO-CO HUT」

アースファクトリー事業部企画の新シリーズ「LO-CO HUT」についてご説明していきたいと思います。

まず、神奈川エコハウスが考えるエコな家って、どのような家なのでしょうか。
私たちが考えるエコな家で大切なことは、愛着を持って、長く住み続けられること。
日本の住宅の寿命は30年くらいと言われています。短いサイクルで建設と解体を繰り返すことは、環境への負担も大きくなります。
地元の材料を使い、省エネで健康的、そして愛着を持って長く住み続けられる、これが最高にエコな家と言えます。これは神奈川エコハウスの造る家すべてに共通しています。
愛着を持つという事については、熟練の職人が造ったこだわりの逸品を大切に使用する人もいれば、自分で造ったものを繕いながら使い続ける人もいます。
はっきりと分けられるものではありませんが、フル注文住宅の「アースハウス」は前者に近く、「LO-CO HUT」は、後者の要素を取り入れたものと言えます。
同じところを目標としながらも、住む人と建物の関係が少し違っているのです。
LO-CO HUTは、住む人がもっと積極的に、考えることや造ることに関わり、施主参加も可能な住まいを目指します。

ここでLO-CO HUTと命名した由来を少しご説明していきます。
LO-COHUTは、Local CommunityのHUT=小屋を意味します。
Local Communityは住宅という場を中心としたコミュニティで、一番小さなコミュニティが家族であり、ご近所や友人とのコミュニティ、さらにアースファクトリーを絡めたコミュニティまで広がっていくといいと考えています。
そして今回HOUSEではなく、HUT=小屋としたところがネーミングのポイントです。
HUT=小屋は、雨風や暑さ寒さをしのぎ、「寝る・食べる」など住むための必要最低限のスペース、
住まいの原型と言えます。断熱・構造など必要な基本性能はトップクラスに高めた上で、不要なものをそぎ落とした原型に、あとは住む人のアイディアで、いろいろな楽しみを加えていってほしいと考えています。
小さいころに遊びで小屋を造った経験がある人もいると思いますが、小屋を造る時、身近にある材料を寄せ集め、あまり手を加えずに造っていたのではないでしょうか。
地元の身近な木材など自然素材でできたものをそのまま使うのが小屋の流儀、基本としたいと思います。

内装仕上げのキーアイテムの一つとして内装用モイスというものを仕上げなしで使用しますが、自然の鉱物で構成され土に還る素材です。吸放湿性能、臭いや有害物質の吸着効果、耐火性などとても優れた素材です。
石膏ボードにクロスを貼るよりも安価で、高機能かつ健康や環境にもいい材料なのです。
http://www.aica.co.jp/products/moiss/naisou/
さらに詳しくはこちら
https://moiss.jp/catalog/pdf/moiss_NT_1610.pdf

ただし、90X180cmや90X240cmのパネルなので、接続部分に目地が見えます。一般的に壁や天井は継ぎ目が目立たないように仕上げますが、そのような既成概念をなくして、目地があってもいいと割り切れば、見た目も悪くありません。また、バーミキュライトなど自然の鉱物の小さな黒い点がランダム入っていますので、真っ白がいいという人にも向きません。
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LO-COHUTでは、木の節など含めて、自然のものが持っているランダムさを許容していただけるおおらかな施主さんに向いています。そのラフさをマイナスに捉えるのではなく、「かっこいいね」と言ってもらえる人が結構いると思います。

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LO-CO HUTでは既成概念をなくして、もう一度「小屋」の状態から何が必要か考え直してみようというコンセプトです。もう一度考え直す時の障害として外周部は防火認定というものがあり、通常は石膏ボードを内装に張ってから、クロスにしますか、塗り壁にしますか、板をはりますか、という選択になります。今回は、その石膏ボードの制限から逃れ、内装はなんでもOKという認定を受けています。モイスが使えるのもその認定のおかげです。極端な場合、柱や間柱がそのまま見えた状態で、内装仕上げが何もなしでも完了検査を合格し、お引渡し可能です。
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何でもいいといわれるとワクワクした気持ちになってきますよね。
そのワクワク感が住まい造りや住んでからの暮らしにも、通じていくと考えています。

長くなってきましたので、今日はここまでにしたいと思います。
ご興味のある方は、次のブログも引き続きご覧ください。

Earth Factory 高橋

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