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2017.12.14 / 建築と住まいの話

雑誌掲載のお知らせ

今月発売される「Home & Decor バイザシーVol.6」は「湘南移住」特集です。特集とは別枠のところで、当社で建築した住宅も掲載されました。

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また、先日のブログでお伝えしましたが、6月号と9月号の2回に渡って読者投票を行った「住みたい家のグランプリ」が発表され、当社がエントリーした「親世帯と古桜をつなぐ、こだわりぬいた総二階の家」がグランプリ作品として掲載されています。投票していただいた皆様、ありがとうございました。

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新たに掲載されたのは、昨年の10月に完成見学会を行った横浜市港南区の住宅です。その見学会に参加されたお施主様の住宅が今秋に完成したことを思うと、時の流れの早さに驚きます。

さて、この家の最大の特徴は敷地が33坪と狭く、家が25坪とコンパクトなことです。家族3人なら25坪でも十分ですが、親子4人だと27~28坪はほしいところです。しかし余分な物を持たない建て主は、2帖の納戸、和室の押入、階段下収納があれば十分ということで、25坪に暮らしを収めることができました。当初の提案よりも納戸を小さくして和室を広げたぐらいです。いつからか何となく「4人家族で30坪」という「お約束」に支配されていましたが、それを考え直すキッカケにもなりました。

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そんな訳で1階は、意外なほど広さを感じるLDKがあります。シンプルな造作のシンプルな空間に、家具職人が製作したタモ無垢材のダイニングテーブル、カンディハウスのサイドチェアー、インテリアショップで購入したペンダント照明が映えます。小さな家の中に豊かな空間が広がっていることは、恐らく外からは想像できないでしょう。

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2階南面には和室に加えて上段の間があります。日当りが良く、富士山を眺められる2階南面を、単なる寝室や子供部屋に充てるのは勿体ないので、積極的にセカンドリビングとしても使うためです。奥様は実際にここで過ごすことも多いそうで、納戸を減らした価値は十分にありました。

バルコニーに出ると富士山がよく見えるので、西の空を望むように東側にベンチを設けました。物干場としての役割に止まらず、富士山を眺める展望台の楽しみが加わっています。

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外壁が金属サイディング(ガルバリウム鋼板)なのも特徴です。裏側2面に高い擁壁が迫っているため、湿気が多く外壁が汚れやすいことを建て主自身が懸念し、金属サイディングを希望されました。設計者目線だと黒色やシルバー色を選びがちですが、「周囲の家から浮き上がらないように」と白色を選択された奥様の気配りに「あっぱれ」です(笑)

こちらの建て主は、ゼネコン勤務のご主人と、元同僚で設計事務所の勤務経験もある奥様です。同業者であれば色々と口を出したくなると思いますが(笑)、お二人はプラン提案から工事に至るまで、当社を信頼して任せてくださいました。建築系の建て主に心から満足していただけたことは、私たちの大きな自信になっています。

この住宅は、<富士山を望む小さなガルバの家>として、近日中にホームページの「事例紹介」に加わります。お楽しみに。

岸 未希亜

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