突然ですが、皆様は建設現場に立ち会った際にその現場をじっくりご覧になられますか?
私はこの建築業界に携わる前は、建設現場のことは特に注意して見ませんでした。
ですが、神奈川エコハウスに入社してから、上司には「近隣の方に迷惑がかからないよう現場の掃除をして綺麗にしてほしい」「現場がきちんと片付いているかチェックしてほしい」「日本一の現場を目指そう」といった''現場''に関する指示が多くありました。
私は思いました。
なぜ神奈川エコハウスはこんなに現場にこだわるのだろうか、と。
''疑問に思ったことはすぐに調べる''
これは常日頃から私が意識していることですが、調べたところ今回も多くの発見がありました。
それは、あるデータによるとお客様の約8割が現場に不満を持っているということです。
私が近隣の住人でも、汚い現場を見たら心象を悪くすることは当然のことで、実際に住むお客様の気持ちになってみると、夢と希望に満ち溢れたマイホームをぞんざいに扱われているようで相当気分を害すと思います。
例えば、自動車や家電製品を私たちが購入した場合、届くのは完成品だけでその工程を見られることはほとんどありません。
ですが、住宅は通行人は勿論、お客様もつくる工程をみながら打ち合わせをするので、常に周りから"みられる存在"であります。
言い方を変えれば、その"みられる存在"である現場の美化を徹底することで、他社との差別化も図れます。
神奈川エコハウスは現場の美化に一層力を注いでおり、私と東の若手スタッフは、定期的な現場巡回を始めました。
掃除中
掃除前 掃除後
「欠陥なし」「マナーよし」「常に綺麗」
当たり前のことを当たり前にこなし、お客様に感動と満足を与える。
それが出来る会社にするために、これからも精進して参ります。
下平雄介