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2017.10.24 / よもやま話

お寺の中のレストラン

久しぶりに食事のレポートです。先日、3日しか違わない夫婦2人の誕生日を祝って、平日ランチに行って来ました。

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訪れたのは、鎌倉五山の一つ臨済宗建長寺派の浄妙寺。その境内を通り抜ける風変わりなレストラン「石窯ガーデンテラス」です。浄妙寺の駐車場に車を停めて(2000円以上の食事で2時間無料でした)、浄妙寺の拝観料100円を払って境内に入ります。境内を通り抜けて私道のような所へ出ると、その先に建っている洋館がレストランです。

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恐らく元々は隣の敷地だったようなので、浄妙寺の所有になって、境内を通る形になったのだと思います。事前に抱いたイメージは、「浄妙寺の庭を眺めながらの食事」だったのですが、レストランが「隣地の洋館」だったので、洋風庭園を見ながらの食事になりました(笑)

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1週間ずっと雨が降り続く中で、幸いにもこの日だけは晴れ、デッキテラスでの食事が叶いました。究極の晴れ男ぶりを発揮して悦に入っていたのですが、妻が膝かけを借りるほど肌寒かったのは誤算でした。
それでは、一緒に料理をご堪能ください。

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前菜は「平目のフリット。トマトドレッシング」です。ここは、2~3品から選択できるスタイルではなかったので、夫婦で別々の料理を頼むことができません。2品ずつ写真を撮れなかったのは残念でした(笑)

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パスタは「つぶ貝と釜揚げしらすのアーリオ・オーリオ。アンチョビ風味スパゲッティ」でした。アンチョビが効いていて、オイル系パスタにしては濃い目の味だったので、自分にはちょうど良かったです。

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肉料理は「足柄牛のロースト」です。足柄牛の柔らかさと旨味は、家族4人で食べに行くお店では味わえない美味しさでした。娘2人の顔が浮かび、心の中で謝りました。

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デザートは「モンブラン。焼りんごのアイス添え」です。よく買っている近所の洋菓子店に比べると、モンブランの甘みが強かったのですが、焼りんごのアイスは美味でしたし、秋らしい飾り付けも綺麗です。

表通りにも小さな看板があるとはいえ、寺の拝観料を払って境内を通り抜けて行くレストランにもかかわらず、次から次へと来店があるのに驚きました。私も鎌倉在住の方に聞いて行ってみたのですが、地元で暮らす方々が静かに過ごせる隠れ家的なお店なのかもしれませんね。
事前に席を予約するとコースメニュー限定となるので、他に選択肢はありませんでした。好きな物を選んで頼みたい場合は、並ぶことも覚悟して、予約なしで行く方が良いと思います。

岸 未希亜

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