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2017.10.21 / 建築と住まいの話

補助金・助成金・減税、活用しましょう。

知らない方も多いのですが、家を建てる時に使える補助金・助成金・減税措置等がいくつかあります。
うまく活用すれば100万円以上の補助金がもらえるチャンスもあるのですが、地元の木を使うことや断熱性能を上げるなどの条件があったり、会社の事務的負担が増えるので積極的に活用しない会社もあります。建てる方にとっては、当然使えるものは活用したいところです。

現在 当社のお勧めする補助金は「地域型住宅グリーン化事業」、この事業は国土交通省の管轄で、地域の工務店が造り、地域の環境にあった長期優良住宅を増やすための施策です。
地域の工務店が集まり、どのようなルールで家を造るか、共通のルールを提案します。その提案を評価し、グループの採択や割り当ての棟数が決定されます。
http://chiiki-grn.jp/
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今年度の採択グループと配分金額が発表され、弊社が幹事会社である「湘南プレミアハウス」も無事採択されました。実は昨年「湘南プレミアハウス」のグループは、参加している工務店数に対しての割り当て棟数割合が、全国一位でした。他のグループの話を聞くと今年もかなり良い割合で当グループに配分していただいたようです。
先日行われたグループの総会で、参加する各社への割り当て棟数も決定しました。
■長寿命(長期優良)型:100万円、 
■ゼロエネルギー型:165万円
□3世代対応住宅 加算:30万(上記に加算可能)
ここでは具体的な割り当て棟数は記載いたしませんが、これからの計画スタートでも、十分使える可能性がありますので、ぜひご活用ください。
詳細は、ぜひご来場いただき、コンセプトハウス等でお問合せください。

また、ほぼ毎年必ず使える助成金として、神奈川県産材の助成金があります。こちらの助成金は、県が直接行っているのはなく、神奈川県建築安全協会が行っている事業です。
県産材の使用量により、10~30万円の助成金となります。建物の大きさによりますが、柱と梁など構造材をすべて神奈川県産材とすると20~25万円で交付されるケースが多いです。
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もう一つあまり知られていない金銭的なメリットして、長期優良住宅の投資型減税があります。これは、住宅ローン減税を使わない人のための減税措置です。住宅ローン減税は、長期優良住宅でなくても使えますが、投資型減税は長期優良住宅または低炭素認定住宅で使うことが可能になります。
長期優良住宅では、延床面積1㎡当たり4380円の所得税減税が可能となります。住宅ローン減税は、住民税からも減税できますが、投資型減税は所得税のみです。また、減税ですのでその年に納める所得税の額を超えて戻ってくることはありませんのでご注意ください。控除しきれない金額がある場合には、翌年分の所得税額から控除されます。
120㎡(約36坪)であれば、4380X120=525,600円が減税される権利があり、2年間でそれ以上の所得税を払っていれば、上限金額まで減税されます。
http://sumai-kyufu.jp/outline/ju_loan/investment.html
長期優良住宅は、その他にも固定資産税の半額期間が2年延長されたりするメリットもあるので、金銭的なメリットも十分にあると思います。もちろん、認定住宅として国のお墨付きがもらえる安心感や、将来的な資産価値も上がるといった本来的なメリットもあります。
当社では、すでに180棟以上の認定実績があり、同規模の工務店ではトップクラスの数字だと思います。認定を受けると後々大変という話をして、積極的でない工務店もありますが、実際は通常の点検とメンテナンスを行っていれば、特に大変なことはありません。

建てるタイミングによって、使える補助金が変わってきますが、今は上記補助金すべてを並行して使える可能性がありますので、ぜひ、今のタイミングで計画スタートをご検討されてはいかがでしょうか。

11月11日(土)は「住まい造り&補助金相談会」が開催されます。
この日以外でも、コンセプトハウスにお越しいただければ、相談は可能です。
ご参加、ご来場をお待ちしております。

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