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2016.11.20 / よもやま話

ロシアW杯最終予選

久しぶりにサッカーの話題を少々。先週行われたサッカーのW杯(ワールドカップ)アジア最終予選、日本対サウジアラビアの試合はご覧になりましたか?
この試合は先発メンバーの顔触れがいつもと違い、あまりサッカーに詳しくない人には違和感があったかもしれません。ここ数年、日本代表を背負って来た本田、香川、岡崎という攻撃の核となる選手が控えに回り、清武、原口、久保、大迫というロンドン五輪・リオ五輪世代が先発したのです。

率直に言って面白い試合でした。FWの大迫がターゲットになってボールを収めることで、攻撃に出ていくタメ(時間)が作れていましたし、トップ下の清武も、相手選手の間で上手く縦パスを受けて前向きにドリブルするシーンが多く、流れるような攻撃が繰り返されました。
前半は、決定的なチャンスを得点にできない嫌な流れでしたが、前半終了間際に得たPKを清武が決めて先制し、スタジアムでもテレビの前でも歓喜が爆発。早めに帰宅していた私も、大きな声を上げました(笑)

wcupasia1.jpg  Sports Graphic Number 臨時増刊号表紙

後半の頭から、久保に代わって本田が入りました。さらに後半19分、攻撃の中心として活躍していた清武が香川と交代。サウジアラビアがボールを支配するようになって日本は守備の時間が増え、息詰まる展開になりました。
サウジアラビアの監督は、オランダ人のファン・マルバイク(南アフリカW杯で準優勝したオランダ代表の元監督)。オランダは攻撃的指向の強い戦術大国で、攻撃力は欧州でも屈指です。もともと、守備を固めてのカウンター攻撃を得意とする中東勢ですが、オランダ人監督によって攻撃型に生まれ変わり、ここまでの4試合で首位を走っていました。
逆にそのお陰で、ロングボールを放り込まれるのを苦手にしている日本が、上手く守れていたのは皮肉だな等と、テレビの前でぶつぶつ文句を言いながら見ていましたが、後半35分、待望の2点目が入ります。
左サイドで長友が本田とのワンツーパスで突破すると、中をよく見てグラウンダーのクロス。香川が少し触ったことで相手の寄せが遅れ、フリーの原口がシュートをゴールに流しこみました。2度目の歓喜爆発。

後半45分に1点返されたのは軽率(得失点差でサウジアラビアを上回れず)でしたが、重要な一戦に勝利したことでサウジアラビアと肩を並べました。予選4試合を終えた時点では、サウジアラビア(勝点10)、オーストラリア(勝点8)に次ぐ勝点7(2勝1敗1分)の3位だった日本ですが、タイと引き分けたオーストラリアを僅かに上回って2位に浮上しました。4位のUAEまでは勝点1差の接戦です。

2010年の南アフリカW杯では、若い本田が日本を牽引し、その後、岡崎や香川もレギュラーに食い込んで日本代表は世代交代が進みました。しかし、彼らがヨーロッパのクラブで活躍して代表でのポジションを不動にする一方、次世代の選手がなかなか彼らを脅かすことできず、近年は停滞感を感じずにはいられませんでした。このままでは世界を驚かせるどころか、W杯に出られないかもしれない・・・

wcupasia2.jpg  サッカーダイジェスト10月13日号表紙

それがここに来て、ようやく世代交代の兆し。長谷部も含めたベテランの力や経験もまだまだ必要ですが、代表のポジション争いが激しくなり、チームが活性化する期待が持てます。
次の試合は、3月23日にアウェイでUAEと対戦しますが、私たち視聴者も自信をもって臨めそうです(笑)

岸 未希亜

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