事例紹介

庭が近づく三段デッキの家

近くに小高い山があって木々が茂り、隣は別荘の広い庭があるため、北の眺望に恵まれています。また、角地でアイストップになる場所なので、室内からの景色に加え、道路から見られることも意識して計画しました。
敷地が南北に細長く、建物の東西幅は十分に取れませんが、LDKと和室がひと固まりになった間取りは、一体感と広がりが同居した心地よい空間です。小上がりの和室、階段下のスタディコーナー、ベンチになるデッキ等、変化に富んだ居場所が幾つもあって、家族が自然にリビングの周りに集まります。デッキは庭に向かって三段に下がる造りで、室内と庭との距離を縮め、近所の子供も外から上がって来る、たまり場です。
2階は南側に子供部屋、眺めの良い北側に寝室と書斎を配しました。二面道路を活かした勝手口付きのパントリーも便利です。また、夏は風通しで涼しく、冬はペレットストーブ1台で暖かく過ごせるお住まいです。

竣工時期
2016年12月
用途
住宅
構造規模
110.27㎡〔33.3坪〕  1階 63.90㎡〔19.3坪〕  2階 46.37㎡〔14.0坪〕
所在地
神奈川県大磯町