実家の広い敷地の一部に家を建てる計画です。周辺は斜面地で道路との高低差が大きいため、長い土留めが必要になりますが、ブロックやRCでは人工的過ぎるため、造園家の手で自然石の石積みを造りました。
「大屋根の外観」をプランニングの出発点としていて、大屋根が下りてくる大空間下にLDKを設けまています。22帖強の広さがあるLDKは和室とも平面的に繋がり、勾配天井で開放感たっぷりです。そして食器家電棚、テレビ台、デスクカウンター、本棚、洗面台は無垢材で造り付け、海外製食洗機を備えたグラフテクトのキッチンなど、良質な物に囲まれています。
共働きの建て主は家事動線を集約したいので、洗面室と分けてランドリールームを設け、その隣を共用のウォークインクローゼットにしました。
また、大屋根が太陽光パネルを載せるのにちょうど良いため、エアサイクル工法+ZEH住宅になっています。
- 竣工時期
- 2021年10月
- 用途
- 住宅
- 構造規模
- 129.44㎡〔39.0坪〕 1階 80.59㎡〔24.3坪〕 2階 48.85㎡〔14.7坪〕
- 所在地
- 神奈川県藤沢市