こだわりと技術

標準仕様

素材感、健康面、メンテナンス性など、弊社の長年の実績から採用された標準的な仕様をご説明します。
注文住宅ですので、ご要望やご予算に応じて変更することは可能です。

基礎 メンテナンスに優れたオリジナルのベタ基礎

内部に丸型または角型の独立基礎を採用したオリジナルのベタ基礎。床下は連続した空間になっているので、風通しが良く、1ヶ所の床下点検口から潜ると、隅々まで点検が可能です。構造計算を行い、しっかりと地中梁をスラブの下側に通すことで強度も十分です。独立基礎の採用により、床下エアコンにとても適した基礎となっています。

構造材 神奈川県産のヒノキ・スギの無垢材

構造材は提携製材所で製材した丹沢山系の神奈川の木を使用。土台にヒノキ、柱にヒノキまたはスギ、梁にスギを使用します。柱は通し柱が5寸、その他の管柱が4寸、骨太の無垢材を利用した木組みで、頑丈かつ長持ちです。

断熱材 施工性の優れるボード状の外張り断熱材

一般的な外張り断熱工法、またはエアサイクル工法を採用。いずれも断熱性能の高いボード状の断熱材で、家全体をすっぽりと包み込みます。外張り断熱工法では、ボード状断熱材では最高レベルの断熱性能をもつネオマフォーム(フェノールフォーム)を使用。エアサイクル工法では、通気用溝付きのオリジナル断熱ボード(ポリスチレンフォーム)を採用。

断熱性に優れる樹脂サッシ+LOW-Eアルゴンガス入りペアガラス

熱伝導率の低い樹脂枠サッシ(YKK APW330)が標準。ガラスは、遮熱・断熱効果があるLow-Eガラスにアルゴンガスを封入したペアガラスを使用。トリプルガラスや木製サッシも対応可能。

屋根 軽量かつ耐久性に優れるガルバリウム鋼板葺き

鉄をアルミニウム・亜鉛合金でメッキしたガルバリウム鋼板を使用。耐久性の優れ、軽量なので耐震性にも優れます。屋根の葺き方は横葺き、縦ハゼ葺き、瓦棒葺きなど、いくつかの葺き方があります。また、構造計算の上、構造補強し、和瓦・洋瓦など瓦葺きも対応可能です。

外壁 漆喰系のコテ塗り壁

漏水対策として通気層を設けた軽量モルタルの下地に国産漆喰等の無機材料を成分としたコテ塗り壁仕上げが標準。無機素材なので経年劣化にも強く、メンテナンス性に優れた外壁です。板張りやガルバリウム鋼板の外壁仕上げも対応可能。

節なしヒノキ、ナラ、カバザクラ等の無垢のフローリング

節なしのヒノキが標準、お好みでナラやカバザクラも選択可能。針葉樹のヒノキは柔らかく、広葉樹のナラ・カバザクラは硬めです。厚みは標準で15mm。ご要望に応じて、他の樹種や厚い材も手配可能。

内装壁 人が長くいる部屋は漆喰の塗り壁が標準

リビング・ダイニング・子供部屋・寝室など人が長くいる部屋の壁は、漆喰の塗り壁が標準。漆喰は調湿効果があり、アルカリ性でカビ対策にもなります。ご要望により、珪藻土も対応可能です。

その他の内装壁 汚れがつきやすい部屋はエコロジークロス

キッチン、トイレ、玄関などは、エコロジークロスを使用。一般的なビニールクロスと異なり、自然素材を成分として使用するなど、環境や健康面に配慮した壁紙です。化学的なのりは使用せず、でんぷんのりで接着し、シックハウスのリスクを低減しています。

天井 エコロジークロス、またはヒノキの板張り

石膏ボードにエコロジークロス貼りを採用。壁と同様にでんぷんのりで接着します。ご要望によりヒノキ・スギの無垢板張り等を採用。和室には幅広の杉板目透かし張りや和紙貼り等も対応可能です。

内部建具 無垢の木を使用した手造り建具

一般的な会社の建具は、MDFなど合成木に木目柄シートを貼った既製品を使用します。私たちは無垢の木を使用し、大工が現場で建具枠を加工・取付、建具職人が採寸して製作・取付を行います。既製品にはない素材感と、サイズやデザインなど設計の自由度があります。

キッチン システムキッチン、または造作キッチン

システムキッチンは、タカラ・クリナップ・TOTOが標準メーカー。キッチンハウスやトーヨーキッチンなどお好きなメーカーも対応可能。また、大工や家具職人による造作キッチンも対応可能です。

洗面化粧台 システム洗面、または造作洗面

システム洗面はTOTO・タカラ・クリナップが標準メーカー。また、タイル貼り、天然石、ヒノキなどを天板に用いた造作洗面も対応可能。洗面ボウルや水栓はお好きなメーカーで対応可能です。

風呂 ユニットバス、または造作風呂

ユニットバスはTOTOが標準メーカー。下半分をユニット化し、上部をヒノキ板張りやタイル張りといったハーフユニットバスとしたり、石張りの浴槽など全てを現場で造る造作風呂も対応可能です。