こだわりと技術

地域の環境と共に

「エコ」「環境保護」「地球に優しく」と、言葉にするのは簡単なことです。
しかし、自然を大切にながら、人間が心地よく暮らすには、高度な知恵と工夫が必要になります。
私たちは言葉だけのエコにならないよう、設計の段階から、環境と住まいの在り方を考え、企業として行動しています。

神奈川の木を使った「地産地消」の家造り

神奈川エコハウスでは、地域の環境や経済に貢献するために、地元で育てたものを地元で消費する「地産地消」とい考え方に基づいた家造りに取り組んでいます。「地産地消」というと食品などを思い浮かべるかもしれませんが、これは家造りにも通じる考え方です。地元の素材を大切に使い続けることで、山を守り、私たちの街や生活を守ることをめざしています。

自然環境と向き合い、受け入れる「パッシブデザイン」で省エネルギー化する

「パッシブデザイン」とは、エアコン等の機械設備に頼るのではなく、太陽の光や熱、雨、地中の熱、風など、自然エネルギーを利用するための建築デザインのこと。
日本の住まいには、伝統の中で培われた自然と共生するための技術や知恵がたくさん活かされてきました。神奈川エコハウスでは伝統の知恵と新たな技術を融合し、自然の恵みを活かした設計を行っています。

家のつくり手として森から学ぶ

神奈川エコハウスは「神奈川の木で家をつくる会」を主宰し、伐採見学などで神奈川県の森林に接し、理解を深める活動を行っています。また、提携製材所での木材乾燥や製材作業、手刻みの作業などの見学を通じて、林業や木という素材の大切さをお伝えしていくことも、私たちの大切な使命です。
※「神奈川の木で家をつくる会」は、2011年度林野庁補助事業の「顔の見える家づくり」推奨グループに選定されています。