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2019.11.11 / よもやま話

短い秋にも感じる秋らしさ

朝晩が冷えるようになってきました。ランニング通勤の時に吐く息が白くなり、手がかじかむようになってきたので、今朝から手袋を使い始めたところです。
今年は10月の途中まで暑さが残り、11月になると一気に寒くなった感じですね。夏から冬に季節が変わったかのような気温の急激な変化は、春と秋が短くなって四季が薄れていく前触れでしょうか。心配です・・・
そんな今年の短い秋の中で、秋らしさを感じさせる出来事があったので紹介します。

まずは小学校の運動会。毎年のようにレポートしている運動会ですが、今年は少し違います。今春に一眼レフカメラを購入したので、久々に望遠レンズを抱えての運動会だったから(笑)

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運動会のような遠距離での撮影には、やはり望遠レンズが必要です。望遠レンズは「手ぶれ」しやすいのですが、手ぶれ防止モード+シャッタースピードを速くすれば、スポーツシーンもぶれずに撮影できます。

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6人で棒を持って走る「タイフーン」、水色と黄色の旗を使った学年演技、全校生徒で行う「大玉送り」、そして2位に終わった100m競争。運動会日和になったのは良かったのですが、日射しの強い暑い日でした。

その4日後には小学校(5年生)の体験学習である「稲刈り」がありました。初夏に田植えを行った後、地元の農家が育ててくれた稲がたわわに実り、子供たちが鎌で稲刈りをするのですが、クラス毎に5~6人の保護者がお手伝いをします。水曜日ということで私が行って来ましたが、周りはお母さんばかりでした。

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保護者は小学生が来る30分前に集合して、事前にレクチャーを受けました。そして、練習も兼ねて初めに保護者が少し稲を刈り、刈った稲を10株ずつまとめて縄で縛りました。縛った稲の束を稲架(はさ)に掛けていきます。
現代の米づくりは、田植えも稲刈りも機械を使って行いますが、体験学習なので昔ながらのやり方を実践。右手に鋸鎌(のこぎりかま)を持ち、稲株を左手で握って土の少し上を刈って行きます。5株ぐらいで手がいっぱいになるので一旦地面に置くことを「一手刈り」と呼び、もう1回分と併せた「二手刈り」で一束とするのだそうですが、小学生は手が小さいので、刈った稲を1株ずつ渡していきます。
保護者は、稲を刈りやすいように周りの稲を除けてあげたり、刈った稲を集めて後ろに運んだり、稲の束を縛ったりと裏方作業に従事。子供たちはわいわい楽しそうに稲刈りをしていましたが、保護者は結構大変でした(笑)

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でも、稲架(はさ)に掛かった稲の束、穂先の一粒一粒が黄金色に輝いて見え、秋の到来を強く感じる一日となりました。

岸 未希亜

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