ブログ

2017.04.12 / よもやま話

束の間の花見

昨年は暖冬の影響で、関東地方の桜はなかなか満開を迎えませんでしたが、今年は開花そのものが遅かったような感じですね。先週末も天気が悪く、お花見を企画していた人にとっては残念な週末になりました。私は会社の中で過ごすことが多いので、桜を見るのはランニング通勤途中の河川敷ぐらいですが、会社の近くを流れる引地川河川敷の桜も満開になり、とても綺麗です。

sakura171.jpg

しかし先日、打合せのために鎌倉へ行った時、近くにあるお寺の、立派な山門の向こうに桜が咲いていたので、ふらっと中に入ってみました。

sakura172.jpg

ここは浄土宗の七大本山の一つである光明寺です。浄土宗は法然を開祖とする鎌倉仏教の一つで、総本山は京都市東山区にある知恩院、東京都港区芝公園にある増上寺も七大本山の一つです。
光明寺は、江戸末期に建てられた大きな山門にまず目を奪われるのですが、山門が近づくにつれて柱と柱の間から見える景色に目が行きます。私も門の前まで来て、境内に咲き誇っている桜に気が付きました。

sakura173.jpg
sakura174.jpg

小雨混じりの天気だったため、桜の色も少し沈んだ色に映りましたが、晴れの日に見れば鮮やかな薄ピンク色に包まれて、さらに綺麗なことでしょう。僅か10分間の花見でしたが、心が洗われるひと時でした。

岸 未希亜

Category
お知らせ
建築と住まいの話
よもやま話
ロコハウス
書籍・メディア掲載
Archeives