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2016.04.07 / よもやま話

サクラ満開

桜の花は、寒い冬にしっかり休眠し、暖かくなる春に「休眠打破」を行って花を咲かせます。したがって寒い北日本ほど開花から満開までの日数が短く、温暖な地域は満開までに1週間程度かかるそうです。しかし今年のように暖冬の場合、「休眠打破」が不十分になってしまうため、関東地方の桜はなかなか満開を迎えませんでした。それに加えて今年はすっきりしない天気が多く、気温が上がらない日も多かったので、「お花見日和」と呼べる日があまり無かったように思います。

お花見と言えば、皆様の家の周りにもサクラの名所が幾つかあると思います。私の狭い行動範囲の中では、日本大学湘南キャンパス・日大藤沢高校の辺りのサクラが綺麗です。

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20年前に生物資源科学部となりましたが、昔は農獣医学部と呼ばれていた所で、キャンパスの向かい側には付属農場があります。敷地内のサクラが綺麗なため、イーゼルを立てて写生をしているグループもいました。

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その数日前、実家に顔を出した時に、母と娘と一緒に花見散歩をしました。サクラの名所という訳ではありませんが、実家の近くでは誰もが知っている所です。

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県営団地の間を抜ける1本の道と、両側に連続する桜並木。1970年代の香りが残る印象的な風景ではありませんか?
「サクラ満開」の記憶はほとんど残っていませんが、小学生の頃によく歩いていた場所なので、私の中に深く刻まれている風景です。特別な風景という訳ではありませんが、自分にとっての原風景の一つに違いありません。

岸 未希亜

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