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2014.04.13 / 建築と住まいの話

「住まいの教室」第1回 開催しました。

先日、神奈川エコハウス主催の連続セミナー
「住まいの教室」の第1回が無事開催されました!

沢山の方にご参加頂きました。有難うございました。
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このセミナーは、計6回 開催されます。
それぞれの回は、第一部、第二部、の2部構成となっており、
第一部:基本セミナー「家づくりの基本的な知識とためになる話」
第二部:実例セミナー「設計のポイントについて実例を交えながら解説」 講師:岸 未希亜
と分けています。

今回は、
第一部:「家にまつわるお金の話&家づくりの進め方」 でした。
2つの内容をお伝えしていて、
1つ目は、「お金のライフプランニング」です。
新築にかかる金額が決まり、借入可能な金額が分かれば、資金計画のスタートです!
頭金を幾らにするか? 5年間貯めてからスタートするか?
はたまた、頭金ゼロで今からスタートするか? と4パターンのシミュレーションを行いました。
ご家族とご自身の人生設計を行って、生涯の収支計画を棒グラフに表します。
収入と支出の2つのグラフを重ねる事で、資産残高が目に分かり易く現れます。
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ここで助言をくれる方が「ライフプランナー」です。
ローンの返済が始まり、将来を見据えると月々の支出を押さえたい・・・。
お小遣いを減らすのか? 保険料の見直しはできないか? 繰上げ返済は可能か?
今回は、「ソニー生命保険株式会社」の西川さんと大岩さんにお越し頂きました。
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日本人は、「お金の教育」を受ける機会が少ないので、「生涯の収支計画」をグラフにして他人と相談するなんて馴染みが薄いかも知れません。
私も先を知る事が、怖い様な知りたくない様な・・気がしていましたが、
知るべき事を知らない事の方が、よほど怖いですね。良い勉強になりました・・・。

「ライフプランニング」には、「無料シミュレーション」がございます。
「ソニー生命保険株式会社」さんは、横浜ランドマークタワー28階に営業所が有るそうです。
気になる方は、一度相談してみては如何でしょうか?
http://www.sonylife.co.jp/
先を見通した、計画済みの根拠有る「月々の支払金額」ならば 安心 ですね!
ちなみに、現在 金利が大変低く、月々家賃を支払っている方でしたら、
頭金ゼロでも 今すぐローンを組んだ方がお得だそうですよ! 相談してみて下さいね。

二つ目は、順序が逆になりましたが、「家を新築して住むまでにかかる費用」についてです。
この金額が分からないとローンを組む事も出来ない訳ですが、この金額は家づくりを頼む会社によってまちまちです。
まさに、ピンからキリまでという事ですね・・。 依頼先を決定し、おおよその費用を把握する必要があります。
少し脱線をしますが、土地も新規に購入する場合、この「家づくりにかかる費用」を確保する事も重要です。
不動産屋さんにとっては、高額な土地を販売した方が収益が上がるので、家づくりに使える残金が少なくなりがちです。
「土地」にお金をかけるのか、「家」にお金をかけるのかは、お客様次第ですが、
工務店の立場で考えますと、是非とも「家づくりにかかる費用」の確保をお願いしたいところです。
やはり、「住まい」の性能や住み心地は、金額に比例する部分が有ると思いますので。
話を元に戻します。
「家づくりにかかる費用」ですが、こちらは、「本体工事費」+「別途工事費」+「諸費用」+「その他」から成立ちます。
「本体工事費」は、皆さんが一般的に思い浮かべる、建物本体を建てる時にかかる費用です。
「別途工事費」は、その本体に付随する物や設備関係等です。 (「付帯工事費」を別に設ける事も多いですが、今回は分かり易くする為、「別途工事費」に含めました。)
 例を挙げると、「カーテン」、「外構」、「ウッドデッキ」、「給排水工事」、「照明器具」、「空調設備」、「地盤補強」等です。
 この項目の注意点は、それぞれの「敷地」に因って加算される内容が違う事と「別途工事」に何が当てはまるか定義されていないという事です。
 よく、「坪単価」という言葉を使いますが、これは「本体工事費」÷「延床面積(坪)」で表したものです。
 「本体工事費」の内容は操作できる(「別途工事費」に移行してしまう)ので、「坪単価」を低く設定する事も可能なのです。
 会社によって「本体工事費」の内容は違いますので、「坪単価」だけで家づくりの依頼先を決めてしまう事は危険です。
 「家づくりにかかる費用」全てでご判断下さいね。
 また、注文住宅の場合は要望事項の積み重ねで「本体工事費」が決まります。「坪単価」はあくまで最後に分かる結果、という事も頭の片隅に置いて頂きたいです。
「諸費用」は、更に上記の2項目に当てはまらない物で、例を挙げると、「地盤調査費」、「設計監理費用」、「確認申請費用」、「地鎮祭や上棟式にかかる費用」等です。
 最後の「その他」は、住む為の費用と言いましょうか。例を挙げると、「引っ越し費用」、「火災保険料」、「水道加入金」、「登記費用」、
 「土地取得の仲介手数料」や「住宅ローンの諸費用」等もかかります。
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 神奈川エコハウスでは、これらをA3サイズの用紙でお見積もりしています。
 項目を確認したり、ご自身で金額を記入することもできますので、是非ご利用下さい。無料です。
 ここで、「LO-CO HOUSE」の宣伝を少し。こちらは、「別途工事」に通常含まれる項目も一部「本体工事」に含め、しかも定額としています。
 通常は工事内容によって変動する価格が、定額なのでお得で、資金計画が立て易いという利点があります。気になる方は、是非お問い合わせ下さい。

 なんだか、とても複雑そうな話ですが、「注文住宅」は工夫次第という事です。
 自分で工夫する事で、夢を実現する事ができます。
 そのお手伝いをする為に「神奈川エコハウス」は皆さんをお待ちしています。
 「神奈川エコハウス」が造った家を是非見に来て下さいね。

 長くなってしまったので、第二部は改めてお送りします。

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