この度、エアサイクル工法を展開するフクビ化学工業㈱と㈱ソーラーサーキットの家が、
「自然エネルギー活用住宅普及促進協議会」を設立することになりました。
どちらも自然エネルギーを活用した外張り断熱「壁体内通気」工法で、
省エネルギー、快適かつ健康的な住宅を追求してきました。
いままではライバル的な関係にあった２つの工法が、それぞれの利を追求するだけではなく、
垣根を越えて、ひとつの方向に向かうことになったことは、すばらしいことだと思います。
ちなみに、2つの工法がひとつに統合されるということではなく、あくまでもお互いに
それぞれの特徴を活かし、自然エネルギー活用を推進していこうという趣旨です。
東日本大震災からちょうど1年が経ちました。その間、住建築に携わるものは、住まいのあり方について、
いろいろと考えさせられたことでしょう。
そして、エアサイクル工法だけでなく、日本の風土に適し、自然に寄り添った住まいのあり方が
とても大切なことを再認識しました。
協議会では、設立を機に大学機関など各分野の専門家と協力し、自然エネルギー活用の効果を明確に示し、
環境共生の手法や建物の構造に係る調査・研究なども進めていく方針です。
私たちも、足元だけでなく、少し先の未来をしっかりと見すえて、一歩一歩進んでいきたいと思います。
エアサイクルのホームぺージのニュースに、関連記事が出ています。
http://www.aircycle.co.jp/
今後 協議会のホームページもできるようです。ご期待ください。
高橋
