去る9月8日、技術系社員を中心に視察研修に行きました。
行き先は完成間近の御殿場T邸、アースデザインオフィスで設計を担当した静岡のサン住宅モデルハウス、フローリングでお世話になっているマルホンのショールームです。
御殿場は遠いので完成見学会を開催しない予定ですが、
代わりに社員で見学させてもらおうということで普段現場に出る機会の少ない内勤組も加わりバスをチャーター。
海沿いを一路西へ走ります。
最初に着いたのは浜松にあるマルホン本社ショールーム。
新宿のOZONEにもマルホンのショールームがありますが、こちらの本社ショールームは総面積600㎡という広大な規模。
美術館のようなエントランスを抜けてサンプル展示室に入ると数百種類のフローリングを畳一枚分ずつ敷き並べたステージのような空間が現れます。
実際に上に乗って感触の違いを確かめられるとのことで、皆早速乗ってみます。
大きな挽き板や溶脱サンプルなど、興味深い展示に盛り上がりながら、時間が来たので移動。
次の目的地は、浜松市に建築中のサン住宅モデル
ハウス。
会社は、浜松市から天竜川を挟んで東隣りの磐田市にあります。
岸が設計を担当し、こちらはまだ建築中ですが他所の工務店の現場を見られるまたとない機会。社員大工も興味深そうに見入ります。
サン住宅は、エアサイクル工法&地元の天竜杉を使用した自然素材中心の家づくりということで神奈川エコハウスとも共通点が多いですが、細かな納まりなどは会社による特徴が出ていて、新鮮な驚きがあります。
同じ設計者でも、また違った印象です。
昼食をはさんで、最後の目的地、御殿場T邸へ移動。仕上げ工事中の職人と、お施主様ご家族が迎えてくれました。
こちらはすぐ隣が林になっていてとても恵まれたロケーション。ただし冬の冷え込みが厳しいということで
PSという温水式暖房器具を各部屋に入れています。
いつもの無垢の木と漆喰の空間に加えて、丁寧につくりこんだ造作に皆感心しながら熱心に写真を撮ります。
わざわざお菓子とお茶を用意して待っていてくださったお施主様にお礼を言って、帰途につきました。
現場からエネルギーをもらって、バスでたっぷり
睡眠もとって、明日からまた元気に仕事です。