事例紹介

田園風景に溶け込む回遊動線の家

親世帯が暮らす実家の敷地を分割して建てた、親子5人が暮らす子世帯の住宅です。親世帯への来客もあり、敷地内に車が何台も入るため、竪格子を入れて玄関ポーチを囲いました。
玄関のすぐ隣には家族共用のW.I.Cがあり、その先に水回りが続く家族用のサブ動線になっています。家族スペースはデッキに面してダイニング、その東側にリビング、その北に小上がりの畳座を配置し、全体で約23帖の広さがあります。造作キッチンの背面収納には家事用デスク、リビングには造作ソファー、畳座には足を下ろせるスタディコーナー等、いくつもの居場所を用意しました。冬の日射取得目的で2階南面に吹抜を設け、書斎コーナーを併設した寝室、将来2室に分けられる子供室へと空間が連続します。
建て主の要望は「外観・内装・空間」にこだわりつつ、耐震性・断熱性・省エネ性を高めて「居心地の良い場所をつくる」こと。暖房は床下エアコン、冷房はロフトエアコンの各1台とし、太陽光発電搭載のZEH住宅です。

竣工時期
2024年2月
用途
住宅
構造規模
110.95㎡〔33.5坪〕  1階 74.52㎡〔22.5坪〕  2階 36.43㎡〔11.0坪〕
所在地
神奈川県海老名市