事例紹介

ほどよい距離感で暮らす三世代の家

ご主人の実家を建て替え、三世代が一つ屋根の下に暮らすお住まいです。三世代同居に加えてお姉さん家族が来ることも多いため、リビング・ダイニングは広め。キッチンは奥様の希望に沿ったレイアウトで、複数の人で作業できる広さがあり、建具を閉めると独立した厨房になります。
2階には将来分けられるワンルームの子供室があり、その前に奥様用のフリースペースを設けました。吹抜けを介してリビングとの繋がりも感じられ、お父様とも適度な距離感を保てます。お父様の部屋は、2階の声や足音が響かないように下屋部分に配し、水回りにも近くしました。
庭に面した大きな窓と吹抜けによって、家全体がとても明るく開放感が感じられます。そして間取りに無理がないため、架構と間取りが整合していて、柱や梁の見え方がとても綺麗な点も特徴です。
また、典型的な旗竿敷地で表から家は見えませんが、可能な限り、庭の樹木や北側にある柿の木を残して、場所の記憶も引き継ぎました。

竣工時期
2017年1月
用途
住宅
構造規模
125.04㎡〔37.7坪〕  1階 77.84㎡〔23.5坪〕  2階 47.20㎡〔14.2坪〕
所在地
神奈川県平塚市