事例紹介

緑に囲まれた茶室とルーフバルコニーのある家

鎌倉の中心部に近い場所ながら、背面に山が迫り、目の前に小川が流れる自然豊かな環境です。土砂災害警戒区域とも紙一重のため、建物配置は限定され、1階の日当たりは期待できませんでしたが、エレベーターの設置も念頭にあったため、迷うことなく2階リビングにしました。
裏山の緑を眺められる東側にダイニングと小上がりの畳座(畳リビング)、小川が流れる西側にデスクカウンターを備えた和室を配し、キッチン・パントリーとランドリールームも充実の広さになっています。
1階にあるのは水回り、夫婦各々の寝室と趣味に関する収納室、そして茶室です。夫のライフワークは蝶の採集で、標本室の棚には多くの標本が並びます。茶室は京間の4帖半で設計し、その庭側2面には畳廊下(内縁)を回しているので、ゆとりのある茶事空間になっています。茶室のアプローチとなる露地には石灯籠や蹲踞があって、景色としても美しく、客の目を楽しませます。東庭は未完成ですが、蝶が舞い、鳥の鳴き声が響く、森を遠景にした自然に近い庭が造られる予定です。

竣工時期
2024年10月
用途
住宅
構造規模
145.39㎡〔43.9坪〕  1階 80.80㎡〔24.4坪〕  2階 64.59㎡〔19.5坪〕
所在地
神奈川県鎌倉市