よくある質問

性能・仕様・設計

  1. エコハウスってなんですか
  2. 断熱材は何を使っていますか
  3. エアサイクル工法とは、なんですか
  4. 長期優良住宅に対応していますか
  5. 構造はしっかりしてますか
  6. 木は何を使っていますか
  7. オリジナルの造作家具や収納は造れますか
  8. 完全にフリープランですか
  9. 気密測定は行いますか?
エコハウスってなんですか
自然エネルギーや自然素材など自然の恵みを活かすことで、住む人の健康を第一に考え、環境にも優しい住まい造りです。
地域の気候風土や敷地の条件に応じて、太陽熱・地熱・通風などの自然エネルギーを有効に活かし、地元・神奈川の木材や漆喰などの自然素材を活用します。庇や風の通り道など伝統的なすまいの知恵と、外張り断熱など新しい技術を組合せることで、快適かつ健康的な暮らしをサポートします。
そしてエコハウスにとって一番大切に考えていることは、愛着と共に建物が長く住み継がれていくこと。建物は建築する時と解体する時に一番エネルギーを使います。また、構造材は地産地消で神奈川の木を使いますので、新たに植えた木が育つサイクルも考えると60年以上は壊さずに住み継いでいただける家づくりを行っています。
断熱材は何を使っていますか
フェノールフォーム・ポリスチレンフォームを原料とするボード状の断熱材を使用した外張り断熱工法です。
「外張り断熱」は、ボード状の断熱材で柱の外側から家全体を完全に包み込むことで、断熱性や気密性を高めた工法です。
(高気密・高断熱にするということは、密閉された息苦しい家ということではなく、気密・換気・断熱などをコントロールできる家にするということです。)
一般的な「外張り断熱工法」では、断熱性能に優れたネオマフォーム(フェノールフォーム)という製品を使用します。
弊社では、外張り断熱を基本に、壁内部の空気循環(エアサイクル)をプラスした「エアサイクル工法」も採用しています。
「エアサイクル工法」ではポリスチレンフォームを原料とする専用の溝付き断熱材を使用します。

「外張り断熱」では断熱等級6(Ua値0.46以下=G2グレード)を標準とし、「エアサイクル工法」では断熱等級5(Ua値0.6以下)を標準としています。
G3グレード(Ua値=0.26以下)などご要望に合わせて、性能値を高めることも可能です。

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エアサイクル工法とは、なんですか
太陽熱・地熱など自然エネルギーを活用し、壁内部の空気循環をプラスした外張り断熱工法です。
床下の換気口と天井裏の換気口を開閉することで、夏型モードと冬型モードの切り替えを行い、日本特有の気候に対応します。
機械設備を使わず、温度差を利用した空気の自然循環で、室内環境を改善します。また、壁の中を空気が循環することで、木材が空気の流れに触れて、結露等を起こしにくくします。
(エアサイクルは機械設備に頼らないパッシブ工法ですので、エアコン・除湿機のような温度調整・調湿機能とは異なります。)
長期優良住宅に対応していますか
標準仕様にて、認定の基準をクリアしており、150棟以上の認定実績があります。
「しっかりとしたものを造って、長く大切に使う」これが環境にも、経済的にも良いことです。建物の仕様としては、標準で断熱・構造などの認定基準をクリアしています。面積制限等で認定申請を行わないこともありますが、ほとんどの方は認定申請を行っています。
詳細の認定基準やメリットについては、スタッフにお問合せください。
構造はしっかりしてますか
性能表示の耐震等級3(最高ランク)で設計します。
構造材や下地材も太く、しっかりとした木組みの構造で、耐力壁(筋交い)も多く入っています。
簡易計算ではなく、通常木造住宅では行わないしっかりとした構造計算(許容応力度計算)を行い、梁の1本1本まで細かく確認を行います。
また、特別大きな吹抜けなど、間取りのご要望等によって耐震等級2になることもありますが、その際は確定前にご相談をします。
木は何を使っていますか
構造材は、神奈川産のヒノキ・スギの無垢材を使用しています。
神奈川県でもたくさん木が採れます。品質も悪くありませんので、積極的に使って林業を活性化させましょう。それが、私たちの身近な環境を守ることにもつながります。
また、構造材以外も、なるべく無垢材を使用しています。
※無垢材とは、接着材で貼りあわせた集成材や合板ではない木そのままの材料です。
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オリジナルの造作家具や収納は造れますか
熟練の大工や家具職人による造作家具は、得意とするところです。
弊社では、木組みを現す真壁造りを基本としているため、大工は木の特性を十分に理解し、技術もしっかりしています。細かなところまで考えて設計し、熟練の大工や無垢家具を専門に扱う家具職人が造ります。
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完全にフリープランですか
弊社では、一般的な注文住宅の「アースハウス」とガイドライン付き注文住宅「nichi-nichi-ka」があります。
「アースハウス」はご要望と敷地条件に合わせて、個別に設計する完全フリープランです。
「nichi-nichi-ka」は四角形の総2階を基本に、延床面積35坪までなど、制限のある中でプランニングする注文住宅です。
外枠の制限はありますが、中の間取りはヒアリングを行い、ご要望に応じた間取りをご提案します。
https://www.nichi-nichi-ka.jp/
気密測定は行いますか?
全棟、現場での実測を行っています。
外張り断熱工法では、C値1.0以下を標準としています。
建物形状、窓種や窓数など条件より前後しますが、平均的には0.7程度が実績値となります。
(尚、エアサイクル工法では、1.0~1.5程度になる場合もあります。)
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