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横浜市Y邸完成見学会

2軒が連なる長屋を解体して、それぞれのご家族が別々に2棟を建築する計画で、弊社が1棟のお宅を建築させていただくこととなりました。
元々が長屋ということもあり、敷地は東西にかなり細長い形状で、面積的にもそれほど余裕がありません。また、南北に建物が迫って建つため、いかに光を取り入れて、明るい空間を実現するかも大切なポイントです。玄関や水廻りの位置などを工夫することで、無駄な廊下を極力なくし、一番大切なリビング・ダイニングや和室など家族のスペースが窮屈にならない間取りとしました。また、この敷地で一番光が取り込める南東角に小さな庭を設けて、リビング・ダイニングに十分な光を取り込める計画となっています。
和室とは別に、小さな庭に面して3帖ほどのこもれる畳スペースを設けた点も間取りの大きなポイントです。家族がそれぞれに心地よい場所を見つけて、適度な距離間で自由な時間を過ごすことができます。
2階は3つの個室があり、部屋の仕切りをフスマとすることで、昔ながらの住まいのように必要に応じて、フレキシブルに部屋をつなげたり、仕切ったりすることができます。日中はフスマを開けることで、風も通り明るく開放的な空間となることでしょう。
また、長屋で使われていた味わいのあるガラスを建具の一部に再利用し、いままでの思い出も新しい住まいに継承していきます。

*インテリア* ~昭和レトロを紡ぐ家~
築75年の長屋で使われていた今は貴重な昭和レトロなガラスと建具。小さな頃からいつも見ていたご家族との想い出が詰まったプチプチと輝く紋様ガラスの幾枚かを新しいお家でも見れたら嬉しい、というご希望でした。

玄関の引戸と欄間に3種類の昔懐かしいガラスをはめ込み再生デザインしました。
窓ガラスとして使われていた建具の一枚は、そのままキッチンカウンター下に、ダストボックス隠しの一枚引戸として、現場監督とベテラン建具屋さんの腕で再生できました。
昭和レトロな雰囲気に合わせた照明をポイントに配置。

リビングダイニングの床は無垢フローリング あずみの松。自然塗料のローズウッド色でレトロな空間に馴染みます。
漆喰珪藻土塗り・桧板張りで深呼吸したくなる自然素材の優しい雰囲気の家。今、求められる自然の"心地よさ 安らぎ"を5感で体験しにいらしてください。

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開催日
令和3年2月14日(日)
開催時間
10:00~17:00
備考
要予約