事例紹介

HRK邸

土地探しの段階からサポートさせていただきました。施主さんは、丹沢を日々望みながら暮らせるような敷地を求めて、地道に粘り強く探していました。時間は少しかかりましたが、ここなら申し分ないという土地が運よく見つかりました。
外観は全面とも杉板張り仕上げ、ウッドロングエコという防腐塗料を塗って使用します。軒裏も木を現わし、和風のテイストの強いお宅です。
インテリアも、和を基調としており、玄関を入ると細長く続く土間、さらに奥には縁側が設けられています。土間と板の間(リビング)の間は障子で仕切られ、奥は小上がりの和室とつながります。また、LDKは一体ではなく、板の間(リビング)とDKが部屋として分かれている点も、昔ながらの住宅によくある間取りに近い形です。
2階は階段を上がると東側に家族共有のホールが設けられ、景色としてはこの家一番の特等席です。造作のスタディーカウンターに座ると、前面には丹沢の山々が広がって見えます。
その他、3つの個室とファミリークローゼットが設けられています。

完成

建物の完成です。

gaikan1.jpg

IMG_6815.jpg

IMG_6819.jpg

IMG_6822.jpg

IMG_6833.jpg

IMG_6865.jpg

木製バルコニー設置

08153112.jpg

08153128.jpg

月見台(木製バルコニー)が完成しました。
木部には、屋外用木材保護塗料キシラデコールを塗装しました。キシラデコールは、木材の耐久性・耐水性を高めつつ、木の木肌を生かした自然な仕上がりとなることが特徴です。

木製バルコニー下地

08151428.jpg

足場を一部残し、木製バルコニーの設置工事が始まりました。
今回は、1階の屋根の上に載せる形の木製バルコニーです。

足場解体前外装確認

08150236.jpg

08150501.jpg

足場解体前に屋根、外壁など、外装を一通り確認しました。

仕上工事

08145512.jpg

板の間には腰板が張られました。
腰板とは、腰の高さに相当する90cm程度の高さに張られた板の事です。和の雰囲気を醸し出すデザイン性と、床面から腰の高さ程度までの間に傷・汚れが生じやすいため、それらに対応する保護の仕上げとしても施工されます。

タイル張り

08142954.jpg

内部ではタイル工事が進められています。
壁の一部に貼られたタイルがどんなアクセントになるか、完成が楽しみです。

外壁板張り

08140846.jpg

08140837.jpg

窯業系サイディングの上に板を張り、外壁を仕上げます。
窓枠や電気配線、換気口の位置を確認しながら、現場で一枚一枚カットして施工していきます。

外壁工事

16154310.jpg

大工の内部工事と並行して外壁の工事を進めています。
外壁は全面、板張り仕上げになりますが、下地に窯業系のサイディングを張ります。
窯業系サイディングは、セメントを主原料として防火性能が高いサイディングで、防火と防水性能を確保します。

階段施工

16153132.jpg

階段が出来てきました。側桁に段板を差し込む溝を彫り、側桁と反対側の壁で段板を支える構造で、側桁自体は柱や壁下地によって支えられます。階段施工は壁や天井が複雑に絡みあうので、大工の腕の見せ所でもあります。

造作カウンター

16135257.jpg

2階では造作スタディカウンターの天板が取り付けられました。

内部木工事

05152036.jpg

外部の断熱材の施工も終わり、内部木工事中です。
この時期の木工事はなかなか工事の進み具合がわかりづらいかもしれませんが、建物の良い仕上げの為には大変大事な時期です。
細かい納まりや木材と木材の取り合いなど、大工さんが神経を使う作業が続きます。

金物検査

05151212.jpg

タテヨコの柱・梁にナナメの筋違が入り、接合部を金物で補強しています。
その接合金物の検査を行いました。木組みを補強する金物は、構造計算により決まります。
金物と木組みの組み合わせで、大地震にも耐えれる必要な強度を確保します。

上棟

05151046.jpg

05151117.jpg

いよいよ上棟です。
予め加工された木材を組み立てていきます。
いつものメンバーでチームワークよく作業が進みますので、他社にくらべてペースは速く進みます。
もちろん、仕事はきっちり丁寧です。

基礎完成

05150354.jpg

建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。
四角いサイコロのように見えるものは、地中梁の上に乗った独立型基礎です。柱の引き抜き力や荷重が掛かる部分など内部の要所に設置されます。
独立型なので、床下の空気の流れを妨げず、通気を良好な状態に保ちます。また、配管経路の自由性や定期点検時の見通しや床下移動など良い事ずくめのベタ基礎ですが、基礎の構造計算が難しいので採用できる会社も限られます。

配筋検査

05150119.jpg

基礎の配筋検査です。底盤・立上り・地中梁・独立基礎と、鉄筋の配筋状況を記録していきます。
構造計算により1棟ごとに異なりますので、鉄筋の太さ・間隔などをすべてチェックしていきます。


着工

IMG_0756.jpg
05145921.jpg

仮設の準備も整い、いよいよ工事がスタートです。
まずは、遣り方(やりかた)といい、基礎工事の基準となる水平位置と高さを、貫や杭を使って出しますが、職人が間違わないように、その基準点を現場に作りました。