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2024.04.02 / よもやま話

娘の卒業式 2

3月になって俄かに忙しくなり、ブログの更新が滞ってしまいました。そんな訳でちょっと前の話をお届けします。

わが家では、次女がこの春に中学校を卒業し、4月から高校生になります。岸家の昨年度1年間は、高校受験を控える中学3年生との共同生活だった訳です。前年は大学受験を控える高校3年生がいましたね(笑)

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さて、中学校になると定期試験があり、高校受験も控えるなか、娘には塾が馴染まなかったので、中学2年から家庭教師に勉強を見てもらっていました。
約30年前、大学生だった私も家庭教師のアルバイトをしていましたが、当時は「家庭教師に来てもらうのは特別なご家庭」という感覚だったので、まさか自分の子供に家庭教師をつける日が来るなんて(笑)
その家庭教師に来てくれた大学生は2人いて、どちらも女子でした。私は週に2日、勉強が終わる時間までに帰宅して一人は最寄り駅まで、もう一人は藤沢市内在住だったのでご自宅まで車で送っていました。大学生になった長女の送り迎えも頻繁にあったので、運転手稼業に拍車がかかった感じです(笑)

娘は体育祭や合唱コンクールなどの行事には積極的で、進んで係を担っていました。

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就学旅行は定番の京都・奈良でしたが、小学生時と中学2年時に私との2人旅で予習済み。東大寺、平等院、清水寺、慈照寺(銀閣寺)については、お友達にガイドしてあげられたはずです(笑)

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部活は軟式テニス部でした。1学年上の先輩が少なかったので、2年生の時から試合に出たこともあり、3年生の時はダブルスで何回か勝ち上がっていました。

さて、志望校を決めるのも簡単ではありません。昔のように学区があれば選択肢は狭まりますが、今は公立高校の選択肢だけでも無数にありますし、最近は〇〇高校に行きたい、〇〇高校で何々をしたい、という明確な目標を持つことの方が珍しいからでしょうね。
30数年前にサッカー少年だった私は、全国高校サッカー選手権に出場することが最大目標(大学進学も片隅に)だったので、迷わず学区外の県立鎌倉高校を受験しました。全国大会出場はあと一歩で逃しましたが・・・

娘は公立高校2校、私立高校2校の説明会(私が公立1校、私立1校に付き添い、妻も同じく1校ずつ付き添い)に参加して家族で検討した結果、最終的には私立高校の推薦入試を選択しました。

さて、当日は雨に降られましたが、シンプルで良い卒業式でした。

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卒業証書授与、校長先生やPTA会長の話を聞く時は生徒も正面を向いていましたが、合唱の際には後ろの父母席の方を向いて歌ってくれました。生徒が退席した後、主任の先生が父母の前に立って挨拶をされたのですが、3年間見続けてきた生徒のことが走馬灯のように思い出されたみたいで、涙ながらのスピーチになり、もらい泣きしているお母さんも多くいました。

幼かった娘が曲がりなりにも中学校の課程を修了して高校生になるということで、親としては一安心といったところです。新しい環境に慣れ、新しい友人に囲まれて、少しずつできることを増やしていってほしいと思います。
そして今年の夏、高校生になった娘と「父と娘の〇〇巡り」は継続されるでしょうか(笑)

岸 未希亜

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