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2024.01.04 / よもやま話

特等席で見る箱根駅伝

あけましておめでとうございます。今年もブログをお楽しみください。

さて、お正月の風物詩、東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)は今年100回記念大会を迎えました。コロナ禍の箱根駅伝は沿道での声出し応援が禁止されていましたが、4年ぶりに「声出し」が解禁され、多くの観客が集まって大きな歓声を上げていました。

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今大会の大本命は、昨年の覇者で今年度の出雲駅伝、全日本駅伝も優勝した駒澤大学。昨年の箱根駅伝を含む2022年度の学生3大駅伝(出雲・全日本・箱根)も制覇しているため、前人未到の2年連続3冠が確実視されていました。

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Number1087・1088合併号より

1月2日の午前8時に号砲が鳴り、23大学のランナーは読売新聞東京本社前をスタートしました。
1区は予想通り駒澤大学(篠原くん)が先頭で襷を渡し、2区も首位をキープ。しかし青山学院大学(黒田くん)が区間賞の走りで差を詰めると、3区で遂に駒澤大学を逆転しました。駒澤の3区は、1万mで日本人学生として歴代2位の記録保持者(27分28秒50)である佐藤圭汰くんですが、22秒差でスタートした青山学院の太田蒼生くんが藤沢橋付近で追いつく展開に・・・

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この後、ランナーは神奈川エコハウスの前を通るのですが、当社の750m手前の藤沢警察署前に定点カメラがあるため、順位が変わるような劇的なシーンでも無い限り、先頭ランナーが当社の前を通過する映像は放送されません。
案の定、駒澤と青山学院の争いは写らず、諦めかけたその時、創価大学に2校が迫る映像に切り替わり、背景にコンセプトハウスが映りました。思わずにんまり(笑)

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3区の終盤、茅ヶ崎市内の国道134号線で青山学院(太田くん)が駒澤(佐藤くん)を振り切って首位に立つと、4区、5区も首位を守って見事に往路優勝を果たしました。

次女が箱根駅伝(往路)を興味深く見ていたので、復路は娘を誘って生観戦することにしました。観戦場所はもちろん、当社コンセプトハウスです。

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神奈川エコハウスに転職した当時は珍しかったので、そして正月も交代で出勤していたこともあり、何度かコンセプトハウスから箱根駅伝を観戦しました。それ以来という訳ではないですが、久しぶりの生観戦です。

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首位で帰って来たのは青山学院で、4分30秒以上遅れて2位の駒澤が通過。復路のスタート時(箱根)に2分38秒だった両者の差は、さらに広がっていました。青山学院の復路メンバーは、何れも箱根駅伝出場経験が無く、駒澤が逆転する可能性もあると思われましたが、逆にタイム差を6分35秒に広げての完全優勝。
箱根駅伝は区間20km以上の構成(箱根ディスタンス)になっているため、他の駅伝やトラック競技と全く異なるそうです。青山学院の原監督が練り上げた「青学メソッド」は、その「箱根ディスタンス」に特化した強化戦略ということで、2015年の初優勝から4連覇を果たし、10年間で7勝と圧倒的です。

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駅伝コース近くに住んでいる方は、来年ぜひご観戦ください。

岸 未希亜

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