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2020.07.30 / 建築と住まいの話

仮のリビングと、大きなウッドデッキをもつ家

今週末に「横浜市青葉区H邸」の2度目の完成見学会を行います。前回の見学会には8組もの参加者に来ていただき、1時間毎の交替制だったこともあり、途切れなく来場があって大忙しでした。隣地境界沿いの板塀が未完成で、隣家が丸見えになっていたため、家の中から見た景色はイマイチでしたね(笑)

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この家の見どころについては、前回のブログに詳しく書きましたが、簡潔にして並べてみます。
1.将来を見据えた間取りの可変性
高齢になったらリビングを寝室に変え、生活を1階で完結できるようにしてあるので、老後も安心して暮らせます。
2.凹凸の少ないプランで陰影のある外観
平面図を見るとシンプルな形ですが、大きな2つの屋根が陰影を生み、特に南面の屋根は通常よりも深い軒で日射しを遮ります。
3.LDと同等の広さを持つ大きなウッドデッキ
庭の奥行きを目一杯使ったウッドデッキに目隠しフェンスをつくり、周囲からの視線も気になりません。

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建て替え前の家は庭が緑に覆われていましたが、「新居ではあまり緑を増やしたくない」というのが最初のお話でした。でも、コンクリートや砂利だけで覆ってしまうのは余りにも無粋なので、植栽スペースも確保しつつ、ウッドデッキの大きさが少しずつ大きくなっていった感じです(笑)

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こうして敷地いっぱいに広がったデッキは、板塀で囲われ、塀の手前にはベンチもあるので、室内とデッキが大きな一体感を持ちました。これを見てご主人は、「ハンモックを用意しようか」とか「こういう使い方もできそうだ」など、早くも想像力を働かせています。

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リビング・ダイニングの照明はflameからペンダントを2つ選びました。リビングはkuchen(クーヘン)という照明で、大小の布地セードが重なるシンプルな形ですが、灯りが入るととても綺麗です。
ダイニングはcannele M(カヌレM)という照明で、テーブルを食事以外のデスクワークにも使うため、明るさを重視しました。暗めの照明が心配な方には、これを時々提案します。
flameは兵庫県芦屋市に本社のある、照明・インテリアのお店です。「デザイン」を感じさせない品の良いデザインの照明が多いので、5年ぐらい前、ある建て主から教えてもらって以来、よく使っています。そんな細かい所にも注目してみてください。

岸 未希亜

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