事例紹介

TRM邸

お施主様は、自然豊かな敷地に自然素材で造られた木造住宅をご希望されていました。T-SITE帰りに当社のコンセプトハウスを見学して下さったのが、今回のご縁の始まりです。
無事敷地も見つかり、いくつかの工務店を検討されていましたが、当社の見学会にほぼ毎回ご参加、特に極楽寺のお宅を見て、当社の「湘南LO-CO」を選んで下さいました。
基の形は、「湘南LO-CO」30坪ですが、敷地形状と風致地区規制に因り、バルコニーを造る事ができませんでした。
南北に長い2階リビングの計画で、眺望の開けた北側にペレットストーブ付のリビングと小上がりの畳スペース、緑を臨む南側にダイニングキッチン、そしてこの中間に階段とウォークインクローゼット+水廻りを納めています。たくさんの「場」を設けながらも全てが繋がっていて、大きな3間×5間×勾配天井の空間に杉板張りの設備ユニットがちょこんと鎮座している。そんなイメージで計画しました。
全てを3Dで検討される、こだわり派のご夫婦と共に計画した素敵なお宅です。

完成

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漆喰塗り

仕上げ工事が始まりました。塗り壁部分は漆喰を使用しており、左官屋が丁寧に仕上げていきます。
漆喰のメリットには、調湿効果、消臭効果、カビの防止など、が有ります。
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タイル貼り

現場に搬入されたタイルをタイル屋が施工していきます。

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30cm角のタイル(メタルスタッコ) トイレに貼られます。
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布団干し

外壁に鉄製金物とヒノキでできた布団干しと転落防止を取り付けました。転落防止は、ヒノキ部分が取り外せます!

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キッチン搬入

キッチンが搬入されました。設備機器の搬入、取付の際は、これから施工する棚や壁紙、石膏ボードの厚みなども考慮して設置します。現場監督が業者さんや大工さんと念入りに打ち合わせをしたうえで工事を行います。

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外壁仕上げ塗り

外壁最後の工程です。仕上げ塗りがスタートします。
窓枠や木部に汚れが付かないよう、養生を徹底した状態で作業を行います。左官によるコテ仕上げで終了です。

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石膏ボード

石膏(せっこう)ボードを施工していきます。
石膏ボードは、火や熱にさらされると、石膏に含まれている水分が蒸気として空気中に放出され、熱を吸収する役割があります。耐火性という観点で大きく寄与しています。
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下塗り

仕上げ塗りを綺麗に塗るためには、この下塗りが重要になります。
塗り終わった後の養生期間を、しっかりとらないとクラック(ひび割れ)の原因に繋がります。下塗りのモルタルまでクラックが入ると、雨漏り,腐食などが起きやすくなるため、天気や季節に応じて施工日を慎重に計画します。

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通気ラス

モルタル壁の下地に使用されるもので、針金を編んで網状としたワイヤーラスを、壁全体に施工します。

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外壁工事スタート

外壁工事がはじまりました。
こちらの住宅は、富士川建材工業の「ラスモルタルⅡ外壁通気工法」を採用します。
胴縁(どうぶち) → 通気ラス → 下塗り+上塗り → 仕上げ塗り の流れで工事が進みます。

まずは、受け材となる胴縁を取り付けます。通気層を設けるために施工される下地材です。

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換気口、給気口

給気口、換気口の管(スリーブ)が施工されました。
高さや種類について、現場監督の確認を受けて、
電気屋さんが設備機器を取り付けます。

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胴縁

胴縁(どうぶち)...壁などを打ち止める下地材
コンセントボックス等の電機設備が入る前に施工をします。

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外張り断熱工法

当社の標準仕様は外張り断熱工法です。断熱材は、"スタイロエースⅡ"を使用、厚さ45mmです。
柱間の隙間では無く、柱の外側からすっぽりと建物全体を包んで断熱するのが特徴です。
ボード状の断熱材を柱の外側に張って専用の長い釘で固定し、継ぎ目に気密テープを貼って気密施工も完了します。

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断熱材が柱・梁の外側にあるため、断熱材が切れ目なく連続し、安定した高い断熱性・気密性を実現します。

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金物検査

金物の種類や取付場所が図面通りになっているかを確認する検査を行います。
構造材の継手・仕口を金物で補強します。
目視で確認し、ビスの打ち忘れがないかなどを一つ一つチェックします。

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自社点検後、検査機関の検査員が現場で確認を行います。
検査に合格しない限り、次の工程に進む事ができないという厳しい内容となっています。

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上棟

いよいよ上棟です。土台から屋根のてっぺん(棟木)までを一日で立ち上げます。各現場の大工さんが結集し、安全第一を再確認し合ってスタートです。

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足場ネットを閉じ、1階柱をすべて立たせます。
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2階床の構造材を組んでいきます。材料はあらかじめ加工(プレカット)されているので、番付されている箇所へ運びます。
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2階床構造材の上に、床下地材(スギムクパネル)を敷き、今度は2階の柱を立てます。
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屋根作業に入りました。ここから大工さんは、全員屋根に上がり作業に入ります。
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屋根の下地材(スギムクパネル)を敷くと、その上に断熱材(ネオマフォーム)を敷きます。
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断熱材の上に受け材となる垂木を施工し、野地板を貼ります。
できた隙間が通気層となります。
最後に屋根屋さんが防水シート(ルーフィング)を貼り、作業は終了です。
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本日も、無事故で上棟を終えることができました。

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先行足場

大きな材料が搬入されるタイミングで、「手すり先行足場」を設置します。
手すり先行工法により、足場の組立・解体時に常に手すりが設置してあるので、落下の可能性を小さくできます。

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土台敷き

木工事がスタートしました。最初に行うのは、建物基礎の上の「土台」の設置です。
あらかじめ工場で加工(プレカット)された材料が現場に搬入されるので、効率よく作業が進みます。
現場監督は、この土台が傾いていないかのチェックをし、大工さんに指示を出します。

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外部水道配管

給排水の通り道となる水道管を建物の外回りに施工します。基礎との絡み、高さなどを現場監督が指示し、取り付けます。
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土間工事

玄関ポーチ部分のコンクリート打設の様子です。高さを現場監督とチェックし、間違いのないよう打設します。
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基礎コンクリート打設

基礎のコンクリートを打設します。平らな部分である「底盤」から打設します。
コンクリートが、むらなく水平になるようレベル(高さ)を測定しながら丁寧に施工します。

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配筋検査

基礎の鉄筋が図面通りに正しく配置されているかを確認する検査です。
鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、立上り筋の高さ、緊結の状態、ボルトの数が正しいか、等を現場監督が一つ一つチェックしていきます。

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捨てコンクリート

型枠や鉄筋の受け台となる「捨てコンクリート」を打設します。
基礎コンクリートを打つための土台となります。

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着工

本日から基礎工事がスタートします。まず始めに行うのは、遣り方(やりかた)です。
高さや位置の基準となる木枠を設置し、その木枠に印を付けます。

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事前に張った地縄と比べながら、建物の建つ場所の位置を確認します。遣り方は、建物の位置を決めるために非常に重要な作業です。

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地鎮祭

地鎮祭は、工事を着工する前にその土地の鎮守の神を祭り、工事の安全を祈願するために行う儀式です。

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地縄

建築予定地にビニール紐を張って、設計図どおりに建物の配置を決めていく作業です。建物の位置を地面に表します。

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