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2015.10.11 / お知らせ

ゼロエネルギー住宅=ZEHをご存知ですか?

 最近家づくりを検討されている方は、ゼロエネルギー住宅=ZEH=Zero Energy House(「ゼッチ」と呼びます)という言葉を聞くようになったと思います。
ゼロエネルギー住宅の定義は、断熱性能のアップ、庇による日射調整、省エネ型設備の採用で、消費エネルギーを削減し、さらに太陽光発電でエネルギーを作り出すことで、標準住宅1棟分のエネルギーを削減できる住宅です。

 国の方針では、「2020年までに、標準的な新築住宅でZEHを実現する」という目標が発表されています。そのため、経済産業省を中心に補助金等の施策がとられています。当社でも昨年からZEHに取り組み、まだ1棟ですが165万の補助金をいただいています。
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 今年は、地域型住宅グリーン化事業という補助金事業の中で、工務店のグループに対してゼロエネの補助金が同じく165万円でています。当社は、幹事会社になっている湘南プレミアハウスのグループでゼロエネ住宅の提案を行い、グループとして3棟の補助金枠を確保しています。グループとして基本的なルールはありますが、断熱材の仕様などは、各社異なる提案となります。

 神奈川エコハウスのZEHは、北海道の高断熱住宅レベル(UA値=0.6)を基本に、パッシブデザインを取り入れます。そして足りない分を太陽光発電で補いゼロエネを実現します。太陽光発電をたくさん載せれば、建物性能をそれほど上げなくても、計算上のゼロエネは実現できます。それは、大量発注で設備を仕入れる大手ハウスメーカーが得意とするところですが、住み心地はよくなりません。私たちがこだわりたいのは、人を包み込む建物自体の性能です。断熱性能のアップは、省エネだけでなく、住む人の健康や快適性に大きく影響します。そして、断熱を考える時に、ただ、断熱材をたくさん使えばいいというわけではなく、結露対策など耐久性も兼ね備えた仕様でなくてなりません。30年の実績がある外張り断熱をベースに、当社らしいZEHをご提案します。

 補助金を使える可能性は十分ありますので、ご興味のある方は、ぜひ、お問合せください。

                                 高橋郁夫

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